被災と復興と

各地の荒天により、亡くなられた方に心よりお悔やみを申し上げます。被害にあわれている方に心よりお見舞いを申し上げます。安全に安心にすごせる時間がくることをただただ願うばかりです。
  
荒天による災害が繰り返し各地で発生していて、前向き・建設的な気持ちでいるのが難しい方もいらっしゃることと思います。どうか少しでもご自身の身体と心をいたわってすごせますように願っています。
   
  
東日本大震災後、3年間定期的に宮城県岩沼市にてお話し相手のボランティアをさせて頂き、その後は岩手県盛岡市の仲間へ授業をお届けに伺い、2017年からは年に1回 東北・みやぎ復興マラソン に参加して 景色を目にしています。
  
今年は10月13日。
台風のためマラソンは事前に中止のお知らせが出ました。
  
私の目的は年に1回現地に行って景色を目にすることと、ボランティアへ一緒に行ってくれた友人に現地で会うこと。中止でも宮城へ伺いました。
    
友人家族は台風による避難勧告が出て避難。私は仙台駅そばのホテルで待機。13日に台風が過ぎて友人家族は帰宅、ご自宅の被害はなかったとのこと。
  
マラソン主催組織の人たちは、大会のために用意した水などの物資を、被害が出た地域へ運搬を始めているとのこと。
  
  
私はレンタカーを借りて、安全を確認しながら海沿いへ足を運び、マラソンで目にするつもりだった場所をまわりました。 名取市 / 岩沼市 / 亘理町 です。何か所も冠水していて、台風後の日差しが照り返していました。
  
雨があがって原っぱを走り回る子どもたち、見守る親御さんたち。まわりの田畑が水につかっているのを見て、いろいろな気持ちがめぐっていることと思いました。
  
10月13日に撮影した、今年の景色です。
  

閖上(ゆりあげ)湊神社
 

閖上の慰霊碑
 

閖上地域の冠水した道
 

仙台空港
の周辺の冠水
 

マラソンスタート地点の 岩沼海浜緑地
 

岩沼地域の冠水した田畑から望む 千年希望の丘
 

ボランティアを受け入れてくださった 岩沼市社会福祉協議会
 

仮設住宅があった場所のひとつは駐車場に
  

隣には、春は桜がきれいな さくら幼稚園
 

亘理の 荒浜漁港公園 の堤防から望む太平洋
 

仙台市内へ戻る道中で見えた夕焼け
 

仙台を発つ時には満月が 
  
道中で友人とタイミングが合って、久しぶりの再会。
会えたことに、ただただ感謝です。私は少し安堵しましたが、友人は丸森町に最近訪れていたそうで被害に心痛めていました。
 
 
千葉、岩手、長野、東京、・・・
書ききれないくらい各地で被害が起きています。
  
私の親族や東京校の仲間も一時避難。
無事でした。
   
自分の日常もあって、直接支援に行けず
これでいいのだろうかと無力感も感じます。
  
  
台風で土砂崩れから復旧した東北新幹線が
時間がかかりながらも東京まで走ってくれました。
   
帰宅したら赤十字とユニセフから会報が届いていました。
  
ご縁のある皆様からお預かりしている受講費の一部は
2011年から毎月寄附しています。
  

  
何も支援できなくて心苦しい方もいらっしゃると思います。
皆さまの気持ちは、必要な人へ届いていることをお伝えします。
 
 
災害の初動は多くのプロフェッショナル・専門家の方々が
即座に動いてくださっていること、感謝いたします。
 
プロの方も、私たちも、
ご自身の身体と心をいたわる時間を少しでもとれますように。
ご家族や仲間との会話の時間を少しでもとれますように。
 
そうして生まれた気持ちの余裕は
思いやりとして、必要な人へ届きますように。願っています。
  
私も、私たちも、自分にできることを
これからも。
   

校長
橋本 隆(はしもと たかし)